
JR北鎌倉駅のすぐ近く、本当に改札を出たすぐのところに円覚寺(えんがくじ)の総門へと上る階段があります。円覚寺は両脇を山に挟まれた細長い谷に作られたお寺で、三門、仏殿、大方丈を見て進み、さらに細い小道をたどると一番奥の突き当りに黄梅院(おうばいいん)があります。
鎌倉幕府八代執権、北条時宗の夫人、覚山尼(かくさんに)が時宗の冥福を祈るために建立した華厳塔の敷地に、円覚寺15代目住職の夢窓国師(むそうこくし)の菩提を弔う塔所として建立されたものです。

観音さま近くで上を見上げると、まだ緑が勝っている木々がある一方で…

紅くなったエリアが広がっているところもありました
突き当りにある観音さまの上にモミジが広がっています。赤く染まりつつある時期で、緑と赤が入り混じる色合いは、季節の進みが感じられます。そこに太陽が差し込み、葉の色がいっそう鮮やかに発色しているように感じられました。まるで、カエデの葉の形に切り抜いた赤と緑のフィルムを重ね、裏からライトを当てた影絵のようでした。
(2025年11月28日)