デフリンピック会場 東京体育館近くの紅葉

 夕陽がかなり早い時間帯に訪れる季節になりました。日の入り時刻を調べるには、国立天文台のウェブサイトが便利です。それによると、今の時期、11月下旬の東京の日の入りはおおよそ午後4時半ごろになります。日の入りは太陽が地平線に隠れる時間です。東京では、西側には富士山、箱根、大山などの高い山々があり、太陽が見えなくなるのは少し早まります。また、高層ビルの影響で、地上に光が届かなくなる時間はさらに早まります。経験では強い太陽の光が真横から差し込んでくるのは日の入りの約1時間前、午後3時半ごろで、そこから次第に暗くなっていきます。お昼を食べてから3時間程度で暗くなってくるのですから、日が短くなってきたと感じるわけです。

 現在、聴覚障害者の世界的スポーツ大会「東京 2025 デフリンピック(DEAFLYMPICS)」が開催されています。JR千駄ケ谷駅近くの東京体育館は、開会式・閉会式が行われるメイン会場です。体育館北側の街路樹には沈む直前の太陽の強い光が真横から差し込み、手前から奥に向かって順に色づいて見えるグラデーションが、季節が足早に過ぎていく様子を表していました。

 東京体育館ではこの日、卓球の試合が行われていました。入場は無料でチケットを購入する必要はありませんが、入口で観戦者用のリストバンドを手首につけてもらいます。案内は外国人スタッフの方も担当しており、大会が国際的なイベントであると感じられます。

 アリーナには16台の卓球台が並べられ、パーティションで区切られています。天井から吊り下げられたモニターには16面のスコアが表示され、どの試合のどの選手が優勢なのか、どの卓球台で接戦になっているかがすぐわかります。観客席は左右に設けられ、自由に座って観戦できます。

 東京体育館を出ると、目の前にはドコモの高層ビル、ドコモ代々木ビルがそびえています。写真手前の街路樹はJR千駄ケ谷駅改札口の近くで、先ほどの道路の続きになります。

 そして、近くには新しい「将棋会館」もあります。昨年2024年9月に開館し、1年が経ちました。こちらも東京体育館の出口から目の前に見える位置に建っています。

※東京 2025 デフリンピック(TOKYO 2025 DEAFLYMPICS)は、2025年11月15日から26日にかけて競技ごとに東京都内のさまざまな会場で開催されています。
※国立天文台のウェブサイトによると、大会開始日の11月15日(土)の東京の日の入り時刻は午後4時34分、最終日の11月26日(水)は午後4時29分です。陽が沈むのがだんだんと早くなっていきます。
※JR中央線の千駄ケ谷駅は、新宿駅から秋葉原方面へ各駅停車で2駅目です。

(2025年11月20日)