羽田空港第2ターミナル国際線ロビーのクリスマスデコレーション

 羽田空港第2ターミナルの2階にある出発ロビーには、主にANAの出発カウンターが設けられています。

 東京モノレールや京急で到着した利用者が、中央のエスカレーターで地下階から上がってくる吹き抜け空間には、日本画家・千住博による《風の渓谷(Wind Valley)》が天井から吊り下げられています。
 そして、エスカレーターを昇ったところに設置されていたクリスマスツリーは、「アイスエイジ」をテーマに、ドイツ・ローテンブルク市の老舗クリスマスアイテム専門店「ケーテ・ウォルファルト社」のオーナメントで装飾されたものでした。
 見る位置によって印象は異なりますが、南側から見ると、11枚の布で構成された《風の渓谷》は両脇に木々が配置され中央部分に風が通り過ぎるような空間が描かれています。ちょうどその空間にクリスマスツリーが立っているかのように配置され、風景の一部として溶け込むように演出されていた点が印象的でした。

 南側の端にはANAの国際線ロビーがあります。2023年7月に再開したこのロビーには、出発手続きのカウンターが設けられています。一般に出発カウンターは、預けた手荷物を搬送するレーン設備などが設置される関係で、外の景色が見えない閉じられた空間になることが多いのですが、ここでは正面にC滑走路を望むことができ、航空機の発着が見える展望スペースを兼ねた珍しい配置になっています。

 そして、この時期、このエリアに設置されていたクリスマスの装飾は、一般的なクリスマスツリーではなく「クリスマスプレゼント」をモチーフにしたものでした。正面には大きなクリスマスリースが置かれ、その後に贈り物の箱が並べられています。はしごにはオーナメントが飾られていました。

(2025年12月15日更新)