メルボルンの市民に親しまれるアルバート・パークで行われたF1開幕戦 優勝はメルセデスのジョージ・ラッセル

メルボルン市街地の中心部から約3キロ圏にあるアルバート・パークは、池の周りを散策したり、池でボートを漕いで楽しむことができる市民に親しまれている場所です。市民プールには、1956年に開催されたオーストラリアオリンピックの記録などが掲示されています。

決勝序盤はラッセルとルクレールの追い抜き合戦

3月8日(日)現地時間午後3時に決勝レースがはじまりました。

上位のグリッドは

ポールポジション ラッセル(メルセデス) 2番手 アントネッリ(メルセデス)

3番手 ハジャー(レッドブル) 4番手 ルクレール(フェラーリ)

5番手 ピアストリ(マクラーレン) 6番手 ノリス(マクラーレン)

スタート直後、アントネッリはスピードが上がらず7番手まで後退。

4番手スタートのルクレールがその合間を縫ってトップに立ちます。そのルクレールをラッセルが追い抜いても、ルクレールが抜き返す場面が続きました。序盤はトップがコーナーごとに変わる展開でした。

3番手からスタートしたハジャーはトラブルでマシンを止めると、バーチャル・セイフティー・カーが宣言され、メルセデスのラッセルとアントネッリがすぐにタイヤ交換のためピットインしますが、フェラーリのルクレールとハミルトンはその時点ではコースに残り、新しいタイヤでパフォーマンスが上がったメルセデスのラッセルに抜かれます。

スタート直後、スピードが上がらなかったメルセデスのアントネッリは7位まで順位を落としますが、そこから徐々に順位を上げ、バーチャル・セイフティー・カーの時のチームのピットイン戦略にも後押しされます。

その結果、優勝はメルセデスのラッセル、2位は同じくメルセデスのアントネッリとなりました。ピットインのタイミングを遅らせたフェラーリのルクレールは3位、ハミルトンは4位でした。

自身の母国グランプリであるマクラーレンのピアストリはスタート時にマシーンが動かず、リタイアとなりました。

6番手スタートのマクラーレンのノリスは5位。前日予選のクラッシュで18番手スタートだったレッドブルのフェルスタッペンは6位まで順位を上げました。

次戦の中国GPは来週3月13日(金)~15日(日)に上海で開催されます。レース間隔が1週間しかなく、また中国GPではスプリントレースがあり、フリー走行が初日午前中の1回だけとなります。レギュレーションの大幅な変更の結果、チームは微調整をしたいでしょうが、開幕のオーストラリアGPの結果を受けてどこまでマシーン修正できるかが、ポイントになるとみられています。全体的に修正が進まない場合は、今回のオーストラリアGPに近い結果となってしまう可能性があり、メルセデスが優位に立つものとみられます。フェラーリが続き、マシントラブルがあったマクラーレンとレッドブルが追いかけ、追いつけるかが心配されます。

(2026年3月8日)